【IBSは食事で治る】P1 - 12

P1 「はじめに」
オーストラリア生まれの食物過敏症、食物不耐症の治療法。IBSの患者のうち、糖質や繊維の種類に注目した食事療法をすると75%の患者で症状の軽快がみられる。

 

P2 - 3 「このプログラムの対象となる人」
17項目中6項目に該当
・私の症状は胃腸で起こります。過剰なガス、膨満感、腹部の痛み、放屁、下痢、便秘などです。
ラクトース不耐症かもしれませんが、乳製品をとっても何でもないときもあります。
・パンを食べると膨満感があります。
・年齢を重ねるとともに症状が悪くなっていきます。
・私の症状では熱もなく、便意もありません。
・医師に診てもらいましたが、セリアック病、寄生虫、クーロン病、潰瘍性大腸炎、顕微鏡的大腸炎、リンパ球性大腸炎、憩室炎、子宮内膜症、ガンのいづれにも当てはまりませんでした。

 

P4 - 5 「患者が直面する恥ずかしさ」
(著者自身が罹患しているため、)IBSの人たちが毎日直面する、世間の差別的な見方や批判的な態度を克服するのは難しいこともわかります。社会的な不名誉を避けるために、多くの人が沈黙し、耐えています。本書を読んで、あなたがたった1人でこの問題に立ち向かっているのではないと知って、安心できるよう、心から願っています。

 

P6 - 7 「誰にも知られず治療したいなら」
本書は、情報提供的内容に、実践的内容(献立案など)を追記した。

 

P7 - 8 「糖質を変えれば人生も変わる!」
体験者の声

 

P9 - 11 「フォドマップ除去食事法の概要」
フォドマップとは、発酵性のオリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールを指す。フォドマップ糖質には、牛乳、果物、はちみつなどの食べ物に含まれる天然糖と、高果糖コーンシロップがある。加えて、小麦、たまねぎ、ニンニク、豆類などの食べ物に含まれる一部の食物繊維も入る。

フォドマップと呼ばれるすべての糖質に共通すること
・小腸で吸収されないため、食後、時間が経過すると大腸へ移動する。
・フォドマップ糖質は大腸内の細菌の好物で、細菌がフォドマップを食べるとたくさんのガスが生産される。
・フォドマップは大腸内でスポンジのように余分な水分を吸収する。

 

P12 「著者について」省略