2019-05-13 吟じます_4 【ソウサクノート】 キミは黄色く丸い灯となって ゆるゆると天に昇っていく地上に根を張るボクは キミの姿を見上げるしかできないゆっくりと時間をかけて キミは天頂に辿り着くキミの姿に向かって ボクは枝を伸ばそうかと思案してどうにもならないと 自嘲した後 キミの美しさを称えるボクは地下から吸い上げた水を隅々まで行きわたらせるキミは天頂で悠々とコーヒーでも飲んでいるのだろうボクとキミの新しい世界の調和が穏やかでありますように